『FLY』 作詞・作曲 : 武下詩菜


飛べるかな? 空高く

出来るかな? 風を切って

行けるかな?

 

つまらない"今"は その手で壊して

誰かの地図は当てにはならない

心のままに進め

 

どこまでも響け、届けと

歌い続けているんだ

性懲りもなく、何の根拠もないまま

救われたように、救いたくて

この命を燃やしつくせる

その術をまだ、これ以外知らないから

たとえ声が枯れたって 歌うよ

 

聞こえるかな? この声が

伝わるかな? この鼓動

"ここにいるよ"

 

有るのは日々に散りばめられたヒント

探して、見つけて、を繰り返していく

迷いながら今日も

 

答えを持たない旋律を

歌い続けているんだ

心の奥の 胸の奥の 叫びを

流れた涙を言葉にして

もう泣かない為の予防線を張っているんだ

これは生きた証だ

この声に全てを託して

 

中途半端に生きていても 輝けない

愛される人にもなれないよ

だからどんな時も

持てる力の全てを懸けて

君へ、愛を伝えるよ

 

どこまでも響け 届けと

歌い続けるんだ

性懲りもなく、何の根拠もないまま

救われたように、救いたくて

この命を燃やしつくせる

その術をまだ、これ以外知らないから

 

涙雨あがる頃には

弧を描いているんだ

大きな虹が今と未来を繋いでいる

どこまで行けるかな? じゃなくて

ここまで行きたいって 決めて踏み出せ

一歩が意味を持ち、意志を持つ

たとえ声が枯れたって 全てを託した声で

今日の今、この一瞬を、歌うよ